スーパーゼンゴ
スーパーゼンゴの水揚げが宇和島で始まりました。東シナ海で3月頃に産卵ふ化したマアジは、成長しながら黒潮にのって北上し、5~6月頃に宇和海に回遊してきます。宇和海では、黒潮の分枝流に乗って太平洋からイワシ、アジ、サバなどの浮き魚が回遊してくるため、これらを漁獲する「まき網」などの漁業が古くから盛んに行われてきましたが、宇和海の漁業資源の大部分は外洋からの回遊もので、その回遊量の大小によってその年の漁獲量が左右されます。
魚を探す船が群を見つけると、1隻または2隻の網船が円形に網を広げて魚を巻きとります。中型まき網漁業(知事許可漁業)と大中型まき網漁業(大臣許可漁業)があります。
マアジは、セリの前に魚市場に並べられた魚の長さや重さを測定して成長の度合いを把握して年齢を査定し大きさの違いによってスーパーゼンゴ(約5㎝前後)、ゼンゴ(約10cm前後)、アジ(約20cm前後)、大アジ、と魚市場で別の品目として扱われます。マアジは「耳石」と呼ばれる脳の両側にある平衡感覚器官で年齢を査定します。耳石には白色の濃淡が、鱗には木の年輪のような模様ができるので年齢が分かるのです。宇和島では「伊達アジ」、八幡浜では「姫っ子アジ」、三崎では「岬(はな)アジ」などのブランド名が付けられているように、宇和海では馴染みが深く、まき網にとっては大変重要な魚種になっています。三崎の岬(はな)アジは対岸の大分の関アジと同じく速吸瀬戸で一本釣りされる高級魚です。
スーパーゼンゴの南蛮漬け 頭からしっぽまで丸ごと食べつくそう
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