「伊予の二見岩」
5月3日・10時より松山市北条辻の鹿島で四半的(弓矢)試射体験。12時30分からは鹿島神社で神輿の宮出しが行われ、海上での櫂練りが行われました。櫂練りは鹿島神社の祭りに奉賛する船上の舞で、神輿を乗せた御座船の先導として、海上を漕ぎながら船上で踊りが演じられ、また、14時から鹿島島内では白鷺太鼓、伊予万歳、獅子舞が繰り広げられました。
櫂練りの起源は治承年間の河野水軍。水軍の出陣に際し鹿島の神前に集結して戦勝を祈願し、凱旋の時の祝勝奉賛が鹿島神社の神事となり櫂練りはこれに起源するものと伝えられています。水軍は、衰微絶滅したが、北条の辻浜、土手浜一帯の住民は先祖の武勇をたたえ、往古の遺風をしのぶため漁船の競漕を試み、櫂練りを演じる風習が伝承されてきました。江戸末期にいたってこれを鹿島神社へ奉賛するようになり、さらに神輿渡御の御乗船に供棒警護にあたることとなって今日に及んだものです。
5月4日・9時より鹿島渡船場大鳥居前において、海上の安全と五穀豊穣などを祈願する北条鹿島の伝統行事、「大注連縄の張り替え」が行われ、伊予の二見岩の注連縄が新しくなりました。3本の注連縄の中に、観光客ら多くの人の願い事を書いた「願い文」を入れ、掛け声をかけながら「ヨリ」をかけ、一本の大注連縄に織り込み、13時30分より鹿島沖およそ600メートルの所にある玉理・寒戸島の夫婦岩の二つの島に直径30センチ長さ45メートルにもおよぶ大注連縄の張り替えが行われ、お供船に乗り込んだ観光客らは海上で繰り広げられる大がかりな大注連縄の張替え作業を見守っていました。
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