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2008年5月11日 (日)

人面岩は「力石 徹」 似

JRの出石駅から、豊茂方面。出石寺に向かうと、須沢へ行く分かれ道に出合う。その三叉路の左側の山肌を見上げると人面岩は、ちょうど正面に小さく目に入ります。Jinmenkanban_3 Jinmenyama12_2 かなり高い位置にあるのでともすると見逃してしまいがちですが、この人面岩は、自然にできたものでなく、人の手で造られたもので、目や鼻、唇などがくっきりと浮き出て、あしたのジョー」に登場する力石 徹りきいし とおる)の顔と似ているsign02coldsweats01彫りの深い顔をしたこの岩(高さ約5m、巾3m)山肌から県道長浜保内線沿いを見下ろしています。

人面の製作者は、『力石力造』(ちからいしりきぞう)。彼は、文政元年(1818年)現在の豊茂楠ノ木に生まれ、幼少のころから大変な力持ちで『大力』(だいりき)と呼ばれていました。Jinmenap_2 Jinmeniwa_2

大洲・長浜地区で石工を主な生業とし活躍した、田畑から屋敷・道路の石垣など、持ち前の力と器用さで見事な石組みをする名工で、豊茂から櫛生に抜ける旧道の完成記念に、今から155年以上前に作ったとのことです。ちなみに、『力石力造』という名は、当時の大洲藩12代藩主加藤泰幹が、大洲城の石垣工事に来ていた力造の力量を見とめて、「力」+石工の「石」→「力石」の苗字を与えたそうです。

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