愛南「びあびあ」ツアー前編
愛南町の友人から「びあびあ」入ったよっ。とのメールで「幻の日帰りカツオ」を食べに行くツアーが急遽決定した。西条から3名、東温1名、松山2名、伊予2名、松前2名の計10名。元観光バスの運転をしていた西条の友人が小型のバスを調達してきたので、西条から順番に松前まで、順々に合流して行くことになったが、西条の元新聞記者さんと東温の元官僚さんも来ている。松前から作兵衛さん(麦を作っているので作兵衛さんとあだ名が付いた)が合流してきたが、バスに乗るなり「嫁を質に入れてきたけん今日は独りぞな」と言ったので皆が急に和んだ。江戸っ子は初鰹を「女房を質に入れてでも食べたい」と言ったというが、皆さん、奥さんを質に入れてきたのか今日のツアーは男ばかりである。
伊予市から大洲まで高速道路で約30分、宇和島まで56号線で約1時間半、愛南町まで約1時間。松山から愛南町まで車で3時間半から4時間。このあたりにも高速道路を延ばし、四国内を8の字を描くようにネットワーク化する「8の字ハイウェイ」の構想があるが、出来るのは何十年も後であろう。今日は生憎の雨で、松山は小雨。いつもの事であるが、宇和島を過ぎたあたりから雨が徐々に大粒になってきた。太平洋岸を低気圧が通過して雨が降るときは、松山では米粒ほどの雨でも、太平洋岸の雨粒は、飴玉ほどの雨粒である。
作兵衛さんが、紫電改を見に行こうと言い出した。紫電改といっても育毛剤ではない。昭和38年頃に、漫画誌『週刊少年マガジン』に連載され人気作品だった戦争末期の日本の戦闘機、紫電改のタカの紫電改である。
昭和53年に久良湾で発見、引き上げられた紫電改が宇和海展望タワーのある馬瀬山山頂に恒久平和を願うシンボルとして展示されている。すぐに多数決で見に行くことになった。(続く)
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